こんな悩みを解決します!
- iPad Proに興味がある学生の方
- iPadを買い替える予定の方
この記事では学生にiPad Proが必要かどうかを解説しています。
iPad Pro 11インチを4年間使用した上で進めていきます。
【結論】iPad Proはあれば便利
先に結論を述べますと、学生にとってiPad Proはあれば便利という存在です。
普通の学生にはiPad Airが最もおすすめです。
特別な事情があればiPad Proがおすすめです。
iPad ProはiPadシリーズの最上位モデルです。
最上位モデルなので、価格も最上位で、124,800円(税込)からとなっています。
iPadシリーズの標準モデルであるiPad Airは92,800円(税込)からなので、30,000円ほど差があります。
なので、特別な事情が無い限り、iPad Airがおすすめですが、金銭的な余裕があればiPad Proがおすすめです。
大学生にiPad Proはあれば便利
iPad Proのスペック
最新のiPad Pro(2022年10月発売)のスペックを見てみましょう。
CPU | M2 |
画面サイズ | 11インチ・12.9インチ |
生体認証 | Face ID |
充電端子 | USB-C |
Apple Pencil | 第2世代・USB-Cに対応 |
キーボード | Magic Keyboard・Smart Keyboard Folioに対応 |
背面カメラ | 12MP広角カメラ+10MP超広角カメラ(4Kビデオ、ProRes) |
フロントカメラ | 12MP超広角フロントカメラ(TrueDepthカメラシステム) |
リフレッシュレート | 120Hz |
iPad Proは最も高性能なiPadです!
ノートパソコンにも引けを取らない高スペックなモデルとなっています。
ですが、タブレットにここまでに機能を必要とするかは疑問が残ります。
学生がiPad Proを使うメリット
次に学生がiPad Proを使うメリットを見てみましょう。
メリットは以下の通りです。
学生がiPad Proを使うメリット
- 120HzディスプレイがApple Pencilとの相性抜群
- 早くて便利な顔認証
- 万能の11インチと12.9インチの大画面
一つずつ解説していきます。
120HzディスプレイがApple Pencilとの相性抜群
iPad Proのディスプレイは120Hzで駆動する、「Promotion」という機能が搭載されています。
120Hzというのはリフレッシュレートのことで、
iPad Proはその他のiPadよりも画面が滑らかに動きます。
iPad Pro以外のiPadは60Hz駆動ディスプレイなので、単純計算で2倍となります。
120Hzディスプレイは、Apple Pencilの反応速度が非常に速いです。実際にペンで紙に書いているような感覚になります。(60Hzと比較すると違いが顕著になります。)
なのでiPad ProはApple Pencilとの併用により、性能を最大限引き出すことができます。
学生の方の場合、ノートをiPadで取る際に、快適に使用することができます。
もちろん、通常のスクロールも滑らかなので普段使いでも快適に使用することができます。
Apple Pencilの具体的な使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
iPad Proのディスプレイは120Hz駆動で滑らかに動く
Appleの120Hzディスプレイについては「iPhone15 Proの120Hz駆動は60Hz駆動と何が違う?メリット・デメリットも解説」で詳しく説明しています。
早くて便利な顔認証
iPad Proの生体認証は「顔認証」を使ったFace IDです。
その他のiPadは指紋認証を使ったTouch IDなので、iPad Proだけの機能です。
iPad Proの顔認証は早くて正確です。
画面が縦横どちら向きの時でも認証可能です。
iPad AirやiPad miniは電源ボタンを利用した指紋認証搭載ですが、iPad Proは画面上部に埋め込まれたセンサーを使って顔を認識します。
iPad AirとiPad miniは毎回電源ボタンに触れる必要があるので面倒くさいです。
大学生の場合、iPadを開く回数が多いので、顔認証の方が指紋認証よりも楽です。
iPad Proの生体認証は顔を使った Face ID
万能の11インチと12.9インチの大画面
iPad Proは11インチモデルと12.9インチモデルの2種類あります。
12.9インチはiPadの中で最も大きいサイズとなっています。
iPad Airは10.9インチモデルのみです!
2種類のサイズから選べるiPadはiPad Proだけです。
12.9インチモデルはノートパソコンに近い大きさなので、持ち歩くには不便です。
それでも12.9インチは非常に大画面なので、大学生がiPadをノートとして使う時はとても書きやすいです。動画を見る時も大迫力です。
11インチモデルは性能と大きさのバランスが取れています。万能iPadという感じです。
iPad Proは11インチと12.9インチモデルを選ぶことができる
個人的には12.9インチはデカすぎるので、11インチをオススメします。
学生がiPad Proを使うデメリット
次に学生がiPad Proを使うデメリットを紹介します。
デメリットは以下の通りです。
学生がiPad Proを使うデメリット
- 高い価格設定
- 角度によっては顔認証が不便
- 高性能すぎるチップ
一つずつ解説していきます。
高い価格設定
iPad ProはiPadシリーズの最上位モデルなので、価格が高いです。
11インチモデルが124,800円(税込)で、12.9インチモデルが172,800円(税込)からとなっており、学生の方にとって少々厳しい価格設定となっています。
それに対してiPad Airは92,800円(税込)からなので、差があります。
iPad Proは価格設定が学生にとっての最大のデメリットです。
学割を使うと少し安く買うことが可能ですが、それでも10万円は超えます。
さらにApple Pencilを追加で購入する場合、さらにお金がか必要となるので注意が必要です。
iPad Proは高額(新品で最低124,800円から)
角度によっては顔認証が不便
iPad Proのメリットとして「顔認証」を紹介しましたが、顔認証にはデメリットもあります。
それはiPad Proを机に置いた際に、顔認証が解除されにくいことです。
顔認証は顔をセンサーに向ける必要があるので、センサーが認識できない場所に顔がある時に認証エラーとなってしまいます。
机に置いて使用する時に、よくエラーになってしまいます。
この問題はiPadに角度をつけることで解決できます。
iPadのスタンドやスタンドケースを使ってセンサーを顔の向けられる角度にしてあげることで改善します。
僕の場合はiPadケースを使って30度ほど角度をつけるとエラーは激減しました。
iPad Proの顔認証はエラーが起きやすい角度がある
高性能すぎるチップ
iPad ProはiPadの中で最も性能が良いモデルです。
最新の2022年発売のモデルだと、Appleが開発したパソコン用最新CPUのM2チップが搭載されるなど、iPadの高性能化が進んでいます。
iPad AirにはM2チップの1世代前のM1チップが搭載されています。
しかし、多くの学生の方にとってこれほど高性能のCPUを使いこなすことはできません。
僕のiPad ProのCPUはA12Zですが、使いこなせている実感は全くありません。
もちろん、重いデータを操作するような動画編集や画像編集をされる方にとっては素晴らしい性能ですが、動画を見たりノートを取ったりする方にとっては持て余してしまう代物です。
なので大体の学生の方はiPad Proの性能を重視してProモデルを買うことはおすすめできません。
iPad Proの性能を最大限使いこなすのは難しい
iPad ProはiPad Airよりもおすすめ?
iPad Proが高いならiPad Airを買おうかな?
iPad ProとiPad Airで迷っている方に向けて簡単に両製品の性能を比較しましょう。
比較項目 | iPad Pro | iPad Air |
CPU | M2 | M1 |
画面サイズ | 11インチ・12.9インチ | 10.9インチ |
生体認証 | Face ID | Touch ID |
充電端子 | USB-C | USB-C |
Apple Pencil | 第2世代・USB-Cに対応 | 第2世代・USB-Cに対応 |
キーボード | Magic Keyboard・Smart Keyboard Folioに対応 | Magic Keyboard・Smart Keyboard Folioに対応 |
背面カメラ | 12MP広角カメラ+10MP超広角カメラ(4Kビデオ、ProRes) | 12MP広角カメラ(4Kビデオ) |
フロントカメラ | 12MP超広角フロントカメラ(TrueDepthカメラシステム) | 12MP超広角フロントカメラ |
リフレッシュレート | 120Hz | 60Hz |
ProとAirの1番の違いは何ですか?
二つになりますが、生体認証とリフレッシュレートが一番大きな違いです。
充電端子やApple Pencil、キーボードなどはiPad ProとiPad Airで違いはありません。
【まとめ】学生がiPad Proは無理して買うべきではない
本記事では学生にiPad Proが必要かどうかを解説しました。
結論としては無理して買うべきでは無いということです。もちろん必要があれば買うべきですが、大体の方にとってはiPad Airで十分でしょう。
120Hz駆動ディスプレイやFace IDに魅力を感じる方にとっては非常に素晴らしいiPadであることは間違いありません。iPad AirとiPad Proは差額が約3万円なので、Pro限定の機能に3万円の価値を見出せる方は絶対に購入するべきです。
使いこなせるか不安な方やiPad Proが高く感じる方はiPad Airを購入すれば大丈夫です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
iPad Proのレビュー記事は以下のリンクからどうぞ。
あわせて読みたい
iPad Proを4年使って分かったこと7つ
続きを見る