こんな方におすすめ
- M1搭載MacBook Airを購入する予定だった
- M3搭載MacBook Airのスペックを知りたい
- M2とM3どっちがオススメ？
2024年3月5日、突如M3搭載MacBook Airが発表されました。
これに伴い、2020年から販売されていたM1版MacBook Airが販売終了となりました。
新学期を迎える時期に、突如MacBook Airの王道モデルが販売終了となったことにショックを受けた方もいるでしょう。
今回は新しく登場したM3搭載MacBook Airについて詳しく紹介していきます。
M3チップ搭載MacBook Airが登場
Appleが開発したM3チップは、2023年10月に登場したもので、MacBook Pro、iMacに搭載されていました。
M2版と性能を比較すると、Wi-Fi6Eに対応したことが挙げられます。
より高速な通信規格に対応したことになります。
また、外部ディスプレイへの出力が2枚までとなりました。（これまでは1枚のみ）
これが個人的にはかなり大きいポイントで、買い替えるきっかけとなりそうです。
目立った変化はこのあたりで、外見もほぼM2版と同じです。
価格は164,800円（税込）からと、これまでの機種にしては高額な印象を受けます。
これに伴って、M2版のMacBook Airは最大3万円の値下げが実施されました。
M2版のMacBook Airの最低価格は148,800円（税込）となっています。
M1チップ搭載MacBook Airが販売終了
これまで、M1搭載のMacBook Airが3年近くスタンダードモデルとして販売されていましたが、ついに公式ストアから姿を消しました。
MacBookの世代交代のためですが、まだまだ現役で使えるスペックなので残念です。
これからはM2版MacBook AirがAirの顔として販売されることになります。
このM2版ですが、15インチモデルが販売停止になっています。
もしMacBook Airの15インチモデルが必要な方はM3版を購入しましょう。
M1版のなめらかなデザインが好きだったので、販売終了は非常に残念に思います。
現行のMacBook Airの選択肢
MacBook Airのラインナップが刷新されたので、新しい３つのモデルのスペックを詳しくチェックしましょう。
| モデル | チップ | GPU | メモリ | ストレージ | Wi-Fi規格 | カメラ | カラー |
| 13インチMacBook Air | M2 | 10コア | 最大24GB | 最大2TB | Wi-Fi 6（802.11ax） | 1080p | ミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバー |
| 13インチMacBook Air | M3 | 最大10コア | 最大24GB | 最大2TB | Wi-Fi 6E（802.11ax） | 1080p | ミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバー |
| 15インチMacBook Air | M3 | 最大10コア | 最大24GB | 最大2TB | Wi-Fi 6E（802.11ax） | 1080p | ミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバー |
13インチMacBook Air（M2）
| モデル | チップ | GPU | メモリ | ストレージ | Wi-Fi規格 | カメラ | カラー |
| 13インチMacBook Air | M2 | 10コア | 最大24GB | 最大2TB | Wi-Fi 6（802.11ax） | 1080p | ミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバー |
今回の刷新により、M2搭載MacBook AirがMacBookのうち最も安価なモデルになりました。
M1モデルと比較して、価格は多少高いものの、スペックの差は大きいです。
また、充電方法がMagSafeとなっているので、充電中でもThunderbolt端子を２つ使用することができます。
外部出力できるモニターは1枚までですが、エントリーモデルとして最適となっています。
13インチMacBook Air（M3）
| モデル | チップ | GPU | メモリ | ストレージ | Wi-Fi規格 | カメラ | カラー |
| 13インチMacBook Air | M3 | 最大10コア | 最大24GB | 最大2TB | Wi-Fi 6E（802.11ax） | 1080p | ミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバー |
M3版MacBook Airは、M2版MacBook AirとM3版MacBook Proの中間的存在になっています。
そのため、大多数の方にとって、微妙な選択肢になるかもしれません。
ただこのモデルの特徴として、外部ディスプレイ2枚に出力できることが挙げられます。
これまでMacBook Airはいずれも1枚までだったので、最も安く2枚出力できるモデルとしての立ち位置を確立しています。
なおM2版と比較して、最低購入価格の違いが16,000円だけです。
なので、M2版を購入する方は16,000円追加するだけで1世代上のモデルを購入できることになります。
15インチMacBook Air（M3）
| モデル | チップ | GPU | メモリ | ストレージ | Wi-Fi規格 | カメラ | カラー |
| 15インチMacBook Air | M3 | 最大10コア | 最大24GB | 最大2TB | Wi-Fi 6E（802.11ax） | 1080p | ミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバー |
MacBook Airのうち15インチを選択できるのはM3版のみとなりました。
これまでM2版にも15インチがありましたが、今回で販売終了となっています。
13インチ版との値段の差は34,000円と、かなり差がついています。
15インチモデルには以下のようなメリットとデメリットがあるので、購入前に確認することをオススメします。
大きい画面のメリット
・作業領域が広い
・高性能のモデルを選択できる
大きい画面のデメリット
・場所を取る
・重い
MacBookに関しては、大は小を兼ねません。
自分の使い方に応じたサイズのモデルを選択しましょう。
オススメのMacBook Air
M1版MacBook Airが姿を消した今、最もオススメのMacBook Airはどれなのでしょうか。
ズバリ、M2版MacBook Air（最小構成）です。
そもそもM1チップが高性能で、現在でもかなりのパフォーマンスを発揮します。
なのでわざわざM3チップが必要な方はそう多くないと思われます。
もちろん、高性能なチップが必要な方はM3版を購入するのがオススメです。
ただ、高性能なMacBookが必要な方はMacBook Proを選択するので、やはりM3版MacBook Airが必要な方は多くないでしょう。
【まとめ】
今回はM3版MacBook Airについて紹介しました。
僕の意見としては、M3版MacBook Airは中途半端な立場であると考えています。
ですが、MacBook Airの中で唯一15インチモデルが用意されているので、一定の需要はあるでしょう。
現状では、M2版MacBook Airが最もオススメできる機種となっています。
新学期を迎える前にMacBook Airのラインナップが変更されたのは少し驚きました。
