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【デカいし重い、でもそれが良い!】iPhone 15 Pro Max半年使用レビュー

iPhone15 Pro Max(握った状態2)

9月にiPhone15 Pro Maxを購入してから、半年が経過しました。

半年も使うと、長期使用して初めて分かる長所短所が見えてきたので、今回は長期レビューという形で紹介していきます。

iPhoneの最大サイズ、Pro Maxの購入を検討されている方は非常に参考になる内容となっています。

最低価格が約19万のiPhone

iPhone15 Pro Max(握った状態3)

このiPhone15 Pro Maxはお値段が鬼の約19万円

ここ2年近く続く円安の影響をガッツリ受けているので仕方が無いですが、それでも高いです。僕は前作のiPhone14 Proを売却することでiPhone15 Pro Maxをゲットしました。

僕が購入したのは256GBモデルですが、これ以上のストレージのモデルだと余裕で20万円を超えます。非常に高額。

でも、購入価格が高くても売却価格も高いのがiPhoneです。

おそらくiPhone16シリーズが発売しても15万円弱で売却できると予想します。僕の中では本体価格の7割程度で買い取ってもらえる気がします。(1ドル150円程度が続いた場合)

根拠は特に無いので、あまり当てにはしないで下さい。

とにかくでかい、でもそれが良い!

iPhone15 Pro Max(握った状態・裏側)

Pro MaxとProにチップ性能の差はありませんが、最大の違いが画面サイズです。めっちゃデカく感じます。

片手操作する方にとって、Pro Maxは最大の敵となるでしょう。僕は両手で操作するタイプなので画面が大きいPro Maxは最高です。

親指で対角線上の上の角を操作するのは不可能です。絶対に両手持ちで操作します。

iPhone15 Pro Maxフリック入力画面

画面がデカければ、操作性は圧倒的に向上します。

特に画面内のキーボードがめっちゃデカいです。超打ちやすい。

本当に両手持ちタイプ、フルキー入力をする方はPro Max最高ですよ。

重い、でも異次元のバッテリー持ち

iPhone15 Pro Max(握った状態4)

iPhone15 Pro Maxはとにかく大きいですが、重さも異次元です。公称では221gあります。

iPhone14 Pro Maxから軽量化したのですが、それでも200g超えているので片手持ちはキツいと思います。

現在人気のスマートフォンと比較してもかなり重たいことが分かります。

機種名重量(公称)
iPhone15 Pro Max221g
iPhone15 Pro187g
iPhone15171g
Google Pixel 7a193.5g
Google Pixel 8187g
Google Pixel 8 Pro213g
OPPO Reno9 A183g
AQUOS Sense8159g

同じサイズ帯のGoogle Pixel 8 Proはかなり近い数値なので、やはり6.7インチ画面ともなると200gを超えるようです。(ちなみにiPhone14 Pro Maxは240g)

iPhone15 Pro Maxは重さも大きさも値段も異次元ということです。

スマホを片手持ちする方にはオススメできません。

iPhone15 Pro Max(フルキー入力画面)

iPhone15 Pro Maxは大きい本体サイズのおかげで、大きいバッテリーを搭載しています。

このバッテリー持ちがヤバいんです。

僕は基本的にiPhoneでゲームをしたり、動画を撮影したりする機会があまり無いのですが、そのような使い方なら余裕で2日バッテリー切れになりません。僕は常時点灯機能を使っていますが、それでもバッテリーは減りません。

軽い調べごとをしたり、SNSを見たりなど動作の軽いことをするだけなら、全然バッテリーは減りません。本当にすごいです。

Appleの公式ページでは29時間のビデオ再生に対応していると書かれていますが、これは少し多いかなという印象です。

少なくとも言えることは、ゲーマー以外はモバイルバッテリーを持ち歩く必要は無いということです。

5倍ズームはまぁまぁ使える

iPhone15 Pro Max(カメラ注目)

iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxの決定的な違いがズームカメラです。

iPhone15 Pro Maxは5倍ズームに対応しています。(iPhone15 Proは3倍まで)

購入当時、「5倍ズームはいつ使うんや?」と思っていました。ですが、意外とズームで写真を撮る機会がありました。5倍で撮ると今まで一眼レフカメラでしかとった事のないような写真が撮れます。

もちろん、5倍よりその先は画質が悪くなって正直使い物になりません。それでもスマートフォンで気軽に遠いところを撮影できるのは楽しいです。外出先で写真を撮る機会が増えました。

iPhone15 Pro Max(トリプルカメラ)

ただ、iPhone15 Pro Maxの5倍ズームには一つ問題がありました。

5倍ズームでは近くのものは撮影できないという事です。実はiPhone15 Pro Maxの望遠カメラは対象が近すぎると、メインカメラに自動で切り替わってしまうのです。

なので近くのものをズームして撮りたい時には限界があります。一眼カメラがあれば解決するのですが、iPhoneはまだ追いつけないようです。いつか新機能として搭載されるように期待します。

やっぱりUSB-Cポートは最強

iPhone15 Pro Max(本体下部注目)

iPhone15シリーズ最大の目玉である、USB-Cポートの搭載はやはり最強でした。

iPadやMacBook、AirPodsなど全ての充電が一種類のケーブルで済むようになったため、部屋のケーブルがUSB-Cで統一されLightningケーブルを間違えて挿すことはありえなくなりました。

ですが、半年も使用すると慣れるもので、今ではそのありがたみが薄れてきています。

USB-Cハブ(iPhoneに接続)

USB-Cポートになったので、USB-Cハブが直接挿せるようになりました。

Lightningハブは不要となり、iPadやMacと同じものを使えます。これが結構ありがたいです。

iPhone15 Pro Max(充電中)

USB-Cポートに一つ不満を言うとするならば、Lightningのような「差し込んだ感」が無いことでしょうか。

Lightningケーブルは差し込んだ時に「カチッ」という感覚がありますが、USB-Cケーブルにはありません。これはLightningケーブルを使わなくなって初めて気がつきました。

Lightningケーブルにも良いところがあったのです。

アクションボタンは今は不便

iPhone15 Pro Max(本体側面注目)

もう一つ、iPhone15 Proシリーズの新機能でアクションボタンがありました。

これまでの消音モード切り替えスイッチがアクションボタンに置き換わったことになりますが、これが不便なんですよね。

初めはカスタマイズ性に非常に期待できました。ですが、実際に使用してみると気持ちが変わりました。これも失って初めて気がついたのですが、これまでの切り替えスイッチの「iPhoneの外観からモードが分かる」という特性が便利でした。

iPhoneの電源を切っている時でも消音モードかの確認ができましたが、iPhone15 Pro Maxではそれができません。消音モードかの確認、切り替えをするならiPhoneを起動しないといけません。

このワンテンポが僕にとってかなり厄介です。

iPhone15 Pro Max(サイドボタン)

また、その解決策としてはアクションボタンに消音切り替えの機能を割り当てることが挙げられます。

ですが、アクションボタンは外観上でモードが確認できる訳でないので、完全に切り替えスイッチの下位互換となります。

問題はアクションボタンに割り当てられる機能が一つしかない点でした。もし、2回押しや3回押しなどに対応して2つ以上の機能が割り当てられるようになれば、アクションボタンの魅力は大きくなると思います。

いつかのアップデートで対応することを願うばかりです。

【比較】ProとPro Maxどっちが良いのか

iPhone15 Pro Max(本体)

僕は半年間iPhone15 Pro Maxを使用してきましたが、それ以前はiPhone14 Proを使用していました。

多くのユーザーにとって、ProとPro Maxの使用上の違いを知りたいのではないでしょうか?

次は僕の感性によりますが、ProとPro Maxの使い勝手を比較してみます。

Proの長所・短所

iPhoneのProモデルは以下の特徴があります。

Proの長所

  • コンパクトで片手持ちがしやすい
  • 最新のiPhoneを最も安く使える

Proの短所

  • 無印と比較して重い
  • バッテリー持ちが悪い

iPhoneのProモデルは6.1インチと、標準的なスマホの大きさです。

そのため、特に違和感無く操作できますが、無印モデルと比べると重たいです。また、本体が小さく、性能が高いためバッテリー持ちは悪いです。

悪いと言っても、Pro Maxと比較した場合なのでそこまで問題ないでしょう。

いずれにせよ、iPhoneのProモデルはスタンダードなモデルです。

Pro Maxの長所・短所

iPhoneのPro Maxは間違いなく人を選ぶスマホです。

Pro Maxの長所

  • 大画面なので両手持ちすると使いやすい
  • バッテリー持ちが非常に良い

Pro Maxの短所

  • 大きいのでポケットからはみ出る
  • 片手持ちで操作しにくい

大画面ということで、片手持ちのユーザーは総じて適していません。

フリック入力をすれば指の移動範囲が広がるため、指が疲れます。

iPhone15 Pro Max(フリック入力)

逆に、フルキー入力はすごくしやすいです。(両手持ちなら)

iPhone15 Pro Max(フルキー入力)

Pro Maxはこれまでレビューした通り、大きくてポケットからはみ出ますが、バッテリーはすごく長持ちします。

僕の場合は2日に1回の充電で足りてしまうほどです。ただ、Proモデルよりも高額な点がネックです。

【まとめ】iPhoneはPro Maxじゃなくて良い

iPhone15 Pro Max(握った状態2)

半年間iPhone15 Pro Maxを使用してみてわかったことは、iPhone15 Pro Maxは万人ウケしないということでした。

iPhone15 Pro Maxは非常に尖ったスマホです。大きいことは便利でもあり不便でもあります。

大きさに魅力を感じるならば、iPhone15 Pro Maxは最高のデバイスです。しかし、バッテリー持ちなどを求めて購入すると大きさに耐えられないかもしれません。

つまり、多くのユーザーにとって最適なiPhoneはProです。わざわざPro Maxにして後悔する前にProを購入しておくのがオススメです。

それでも「Pro Maxが良いんだ!」という方は絶対にPro Maxを購入してください。

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たいが

ガジェットマニアの文系大学生です。
◇このブログについて
・2023年10月1日に開始
・Apple製品の細かい情報をまとめた記事を作っています。
◇管理人について
・6年近くApple製品を愛用
・Apple製品に約90万円ほど使用

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