2020年3月、iPadPro11インチを購入した。無印モデルからの買い替えだった。
当時最新モデルだったiPad Pro11インチ(第3世代)の後継機だ。値下げされたのが好印象だった。同時にApple Pencilも購入。大体10万円ほどの出費だった。
これが俺のiPad信者になるきっかけとなった。今回はこの機種をレビューする。
iPad11インチこそ至高、価値のある10万円
このiPadを3年近く使ってきたが、後悔などあろうはずがない。正直言ってiPhoneよりも使っている。
iPad Proは最高のデバイスとなっている。やはりそれはApple Pencilの影響も大いにある。
俺がよく使うアプリに「Goodnotes5」がある。こちらは非常に有名なノートアプリだ。このアプリとApple Pencilとの連携が凄まじい。俺のiPadは無限に紙が供給されるノートと化した。
さらに「YouTube」を開けば手軽に大画面で動画視聴ができてしまう。もうiPhoneの小さな画面では動画視聴に満足できなくなってしまった。
以下に詳しく紹介していこうと思う。
最高性能のiPad
iPadにはいくつかのモデルがある。
無印、Air、mini、Proの4種類だ。Proはこの中で最も高性能なモデルだ。2020年当時はProの差別化が激しかったため今よりProの価値が高かった。
俺が買ったモデルのチップはA12Z Bionic。 iPhone15 ProのチップであるA17Proと比べるとかなり劣るのが現実だ。それでも正直まだ3年は使えそうな雰囲気がある。
Apple Pencilが高性能、そして高価格
最近のiPadには必須とも言えるApple Pencil。最近はminiも第二世代に対応した。
Apple Pencilは磁石でくっつくというのがミソだ。バチっとハマる。なかなか外れない。ただくっつくだけでなく、ワイヤレス充電も可能だ。第一世代の充電方法と比較すると段違いに使い勝手がいい。
さらに重圧感知機能もある。これのおかげで筆圧を反映することができる。究極的に言えば習字の練習までできてしまう。
メリットばかりだが、手にいれるにはかなりのお金を払う必要がある。2023年10月現在の価格は19,880円(税込)だ。俺的には納得できる価格だ。払う価値があると思う。
120Hz駆動のProMotionテクノロジー搭載ディスプレイ
iPad Proの最大のメリットはProMotionテクノロジーを搭載していることだ。
簡単にいうと画面が滑らかに動く。ヌルヌルだ。
正直iPhoneにおいてはProMotionテクノロジーは無くても問題ない機能だ。ただ快適なだけだ。しかしiPadにおいてはProMotionテクノロジーはあればあるだけ良い。
なぜならApple Pencilの反映速度に影響があるからだ。Apple Pencilはあくまでも紙に書くことの再現でしかない。書いてから画面に映るまで若干の遅延がある。それは120Hzで駆動させることで極限まで小さくすることができるのだ。まさに紙に書いている感覚である。
iPhone以上MacBook未満のサイズ感
iPad最大の魅力はこの大きな画面である。キーボードがないので薄い。手軽さと大画面を両立した存在がiPadなのである。現代Apple Storeで購入できるiPadにはいくつかサイズがある。
10.9インチ無印iPad、10.9インチiPad Air、8.3インチiPad mini、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Proだ。
俺が使っているのは11インチ。ちょうど真ん中のモデルやね。これが良いんだ。
iPad Pro 2020は安くて高性能、中古も悪くない
2023年10月現在、Apple Storeで販売されているiPad Proシリーズは124,800円(税込)から購入できる。iPhoneと大差ない価格設定だ。それでもiPhoneとは全く異なる体験を提供するiPadシリーズをおすすめしたい。
俺が購入したモデルは中古では7万円前後で販売されているようだ。iPadOSのアップデートは最低でも2025年までは保証されているみたいだ。中古でも十分満足できる機種だろう。
俺のiPad観としては11インチ前後が持ち運びやすさと大画面をうまく両立できているモデルだと思う。非常にバランスの良いモデルだ。初めてiPadを買う方にはこちらのサイズをおすすめしたい。