以下の疑問にお答えします
- BenQ以外に良いモニターライトはある?
- モニターライトを使うとデスクはどう変わる?
- Quntisのモニターライトって実際どうなの?
モニターライトが欲しいと思って調べてみると、BenQの15,000円近いものがよく登場します。
これをみた多くの方が「デスクライトに一万円以上出せないわ!」と思うことでしょう。僕もそうでした。
そこでBenQの次に出てくるQuntisのモニターライトを購入したところ、モニターライトでデスク環境は非常に快適になったのでレビューしていきます。
- BenQのモニターが高額に感じる人
- Quntisのモニターライトを購入して良いか心配な人
- モニターライトを一度試してみた人
上記に当てはまる方はぜひ最後までお読みください。
【結論】BenQに手が出せない方におすすめ
QuntisのモニターライトはAmazonで5千円台から購入できるのですが、ライバル商品であるBenQのScreenBarシリーズの1/3の価格となります。
この商品を見かけた方がこのページに辿り着いたと思いますが、結論としては「買ってください」です。
Quntisのモニターライトは安価ですが低品質というワケではなく、むしろ高品質で大満足できます。
僕も購入するにあたって、BenQのモニターライトと悩んでこちらを選択したのですが、今のところ全く不満がありません。
購入を迷っている方ならまずQuntisを購入して、どうしても満足できないならBenQに買い換えるのが良いでしょう。
メモ
Quntisのモニターライトは安価だけど、十分な性能がある
BenQでもQuntisでもモニターの上に取り付けるライトなので、どちらを購入してもメリットを感じられます。
具体的な性能と使用した上での感想もこの後お話しします。
Quntisモニターライトの概要
Quntisという会社に聞き馴染みがないと思いますが、モニターライトをはじめとするデスクライトや充電器を販売するメーカーです。
目玉商品は今回紹介している40cmのモニターライトで、Amazonのベストセラーに選出されているほど大人気の商品となっています。
この商品はモニターライトということで、以下の機能があります。
- 0.7~3.5cmのモニターに対応
- 自動調光モードを搭載
- 45°以下で目に入らず、手元を照らす
- ブルーライトをカット
- 3種の照明モード
Quntisモニターライトは幅広いモニターに対応しており、特殊な形状のモニターでも安定して設置することができます。これはモニターに挟み込む構造と、後部の重りによって実現しています。
肝心の照明機能は3種類の光から選ぶことができ、本体上部のボタンから操作できます。
光の種類
- 昼白色(明るくて仕事の効率UP)
- 昼光色(中性的な色温度で残業に最適)
- 電球色(柔らかい光でネトゲに最適)
軽くタッチすることで操作することができますので、力を加える必要はありません。
そして3種類の照明モードはそれぞれ4段階の明るさ調整が可能で、周囲の光量に合わせて調整できますし自動で光量を調整させることもできます。
照らす範囲はライト中央から同心円状に広がっており、角度は45°以下なので目に入ることはありません。
下から覗き込んでみると非常に眩しいので、通常の使用では目に入っていないことがわかります。
このようにQuntisのモニターライトは五千円以下でありながらも、十分な光量と豊富な調整モードがあり高機能です。
BenQのScreenBarとは一体何が違うの?
では次に比較も交えながら、詳細なスペックを見てみましょう。使用感を確認したい方は飛ばしてもOKです。
BenQ ScreenBarとの比較
Quntisのモニターライトのスペックは以下のようになります。
正直なところBenQとQuntisには値段相応のはっきりとした違いがあります。
BenQ ScreenBarの方が色温度や明るさを細かく調整できますし、光量も上です。
ここからわかるモニターライトの選び方は、
モニターライトに細かい調整機能が欲しいならBenQ、とりあえず使えれば良いならQuntis
ということです。
Quntisモニターライトの開封・設置
僕がQuntisのモニターライトを購入した際の開封および設置の様子を紹介します。
横幅50cmほどの外箱に包まれて送られてきました。
中身を取り出してみると、以下のものが同梱されていました。
- モニターライト本体
- スタンド
- 給電ケーブル
- 取扱説明書
- 固定用クリップ2種類
固定用クリップはモニター幅が小さい時にスタンドに挟み込むように付属しています。これをモニターと一緒にスタンドで挟み込みます。
僕は使いませんでした。
シンプルな内容となっていますが、意外にも組み立てには苦戦しました。
スタンドと本体をバチっと合体させるのですが、非常に硬いです。かなり力が必要でした。
そのおかげで本体ライトが傾くことがなくなりますので、構造上仕方のないことです。
真ん中の部分を伸ばしてディスプレイを挟み込みます。
本体後部の独特の形をしているのが重りですが、割と重量があり安定感を高めてくれます。
この写真の形状でモニターに取り付けます。
給電用のUSB-C/USB-Aケーブルを取り付ければ、組み立ては完成です。
設置するのはLGの34WP65C-Bという34インチ湾曲モニターです。
モニター本体はモニターアームで浮かせています。ディスプレイの厚みは2.2cmなので対応しています。
モニターライトを取り付けるとこのようになります。
モニターの前面にツメを引っ掛けて、挟み込みます。写真を見ると不安定に見えますが、前方のライトと後方の重りが釣り合ってバランスを取っています。
落ちそうな気配はありません。
給電ケーブルは映像出力用の端子とまとめて、モニターアームの中に隠しました。細いケーブルなので多くのモニターアームに隠すことができるでしょう。
正面から見ると、以下のようになります。
34インチモニターには少し小さいようにも思えますが、しっかり設置できました。
操作はタッチ式です。僕がよく使うのは電源と明るさ調整です。
Quntisモニターライトのレビュー
Quntisのモニターライトをしばらく使用して以下の点に気づきました。
注目したところ
- モニター上に設置するから、デスクがスッキリする
- モニターに挟み込んでガッチリ固定できる
- 暖かい色は使わないけど、落ち着く色
- 見た目がカブトムシになるし、若干モニターに被る
- 52cmモデルでも良かった
購入して間違いなく満足しているのですが、惜しいと感じた点もあったので紹介していきます。
モニター上に設置するから、デスクがスッキリする
モニターライトを導入するメリットとして、デスクがスッキリする点が挙げられます。
僕は以前までニトリで購入したデスクライトを使用していたのですが、スタンドの部分で机のスペースを圧迫しているのが気になっていました。
さらにモニターの真横からライトを点灯させていたので、左側だけ明るくて右側は暗いという微妙な照明環境でした。
モニターライトを導入することで、デスクに余計なスペースがいらなくなり、スッキリします。
その上でモニター中央の真上から照らすことができるので、目にも優しいです。
モニターライトを購入すると
- デスクがスッキリする
- デスクの中央から均等に明るくなる
- 目に優しい
デスクには余計なものを置きたくない方にとって、モニターライトは非常におすすめです。
もっと早く買っていれば良かったのに...
モニターに挟み込んでガッチリ固定できる
先ほども少し触れましたが、Quntisのモニターライトは安定しています。
モニターアームを使ってディスプレイを動かしても、本体の位置がズレたり本体が落ちたりすることはありません。
ディスプレイの前後のバランスが取れているので、落ちることはないと思います。
簡単に位置をずらすことはできないので、再設置する際はモニターの裏に回り込んで位置を調整しなければいけません。
Quntisのモニターライトはモニターアームを使う方に特におすすめできます。
デスクライトは自分で動かさない限り位置は変わりませんが、モニターアームと一緒に取り付けたモニターライトならディスプレイと一緒に動かすことができます。
つまりライトが前後上下自由に動かせることになるのです。
デスクライトはモニターアーム使用者におすすめ
暖かい色は使わないけど、落ち着く色
Quntisのモニターライトが3種類のモードがあることをお伝えしましたが、僕が使っているのは最も白い昼白色という色です。
部屋の照明と合わせる方が好みなのでこの色を選択していますが、一番黄色に近い電球色もすごくいい色なんです。
暖かい色味で夜間でも目に優しいです。
このモニターライトで使用できる明るさの中では一番低い設定になるのですが、僕の中では十分明るいと思います。
電球色の1番暗い設定にするとさすがに暗いですが、電球色の一番明るい設定なら余裕でパソコン作業ができます。
お部屋の雰囲気を暖かい感じにしている方にはすごくおすすめの設定です。
常にではないですが、気分転換したいときに使っています。
見た目がカブトムシになるし、若干モニターに被る
Quntisに限らず全てのモニターライトにおけるデメリットですが、モニターの見た目がカブトムシになります。
近くで見たら出っ張っているのでカブトムシには見えませんが、真正面から離れてみるとモニターにツノが生えているみたいに見えます。
スタイリッシュとも言えるでしょうが、皆さんはどのように感じるでしょうか?
そしてベゼルの狭いディスプレイ限定ではありますが、モニターライトをディスプレイに引っ掛ける部分が若干被ります。
モニター中央上部に何か表示させている方は注意してください。
僕が使用している環境はMacOSで34インチモニターなので、このエリアは何も表示されておらず無問題でした。
ほぼ全てのモニターライトで生じる問題なので、不快な方はモニターライトを使わない方が良いでしょう。
52cmモデルでも良かった
購入・設置した後から気がついたことですが、40cmではなく52cmのモデルを購入するべきだったと感じています。
34インチのモニターに対しては長さが物足りませんでした。
40cmというと24インチのモニターに最適かと思われます。
40cmのライトを80cm近い34インチのモニターに設置すると左右の上端の部分は照らされません。
80cmに対して40cmですから、半分以上の部分が照らされていないことになります。
でも僕は基本的に画面中央にタブを配置しているので、一番目視する部分には常に光が当たっている状態になります。
モニターライトの位置を基準にしてタブをモニターの中心に配置する、という使い方をしています笑
もし大きいモニターおよび湾曲率の高いモニターをお持ちでしたら、上位モデルの以下のライトがおすすめです。
湾曲モデルもあります。
Quntisモニターライトはこんな人におすすめ
ここまでQuntisのモニターライトの概要および使用した上での感想について話しましたが、これらをまとめると以下ような人におすすめできます。
Quntisモニターライトがおすすめな人
- BenQのモニターが高額に感じる人
- Quntisのモニターライトを購入して良いか心配な人
- モニターライトを一度試してみた人
QuntisのモニターライトはBenQのモニターライトに引けを取らない性能・満足度でありながら、価格では1/3の五千円以下で購入できます。
「一度でも良いのでモニターライトを使ってみたいけど、BenQには手が出せない」という方にはピッタリの製品です。
さらにAmazonなどのセール時には三千円台まで割引されますので、もっと安く購入することもできます。
もしここまで読んでいただいた方の中で迷っている方がいるのなら、今すぐ購入してください。
Quntisならモニターライトが「どのようにデスク環境を変えてくれるのか」が分かります。
【結論】BenQを買わないから、絶対コレ
今回はQuntisのモニターライトを紹介しました。
低価格でありながらもモニターライトとして妥協のない性能がとても魅力的でした。
購入後しばらく経過しますが、非常に満足していますので買い替える予定はありません。
使用した感想は以下の通りでした。
注目したところ
- モニター上に設置するから、デスクがスッキリする
- モニターに挟み込んでガッチリ固定できる
- 暖かい色は使わないけど、落ち着く色
- 見た目がカブトムシになるし、若干モニターに被る
- 52cmモデルでも良かった
まだモニターアームを使用したことがない方や、BenQのモデルが高額すぎて手が出せない方にはめちゃくちゃおすすめのモデルです。
ぜひ購入してデスク環境をより良くしていきましょう!