エレコムのEX-Gマウスをレビュー【XLサイズでも快適】

パソコンで一日中作業をしていると腕がだんだんと疲れてきて、やる気がなくなってくるのですがEX-Gマウスを導入したところ、腕がすごく楽になりました。

マウスの握り方は人それぞれですが、EX-Gマウスを使えば腕に優しい握り方を強制できるので指に無駄な力を使うことがなくなります。

EX-Gマウスを導入するとこんな良いことが起こります。

今回は僕がEX-Gマウスを3ヶ月間使用した上でのレビューと、EX-Gマウスの詳細なスペックなどを紹介していきます。

EX-Gの概要

EX-Gシリーズは整形外科医の方とエレコムが共同で開発した、腕に負担を与えないような「握らない」マウスです。

これによって流線的な滑らかなデザインとなり、カスタムボタンやホイールなどが操作しやすい位置に置かれています。

長くデスクワークを行う方に非常におすすめなマウスです。

S/M/L/XLの４つのサイズが用意されており、手の大きさに合わせてモデルを選択できます。

自分に合うサイズがわからない方はこちらの図が参考になりますので、ぜひご確認ください。僕も参考にしました。

僕は195mmピッタリだったのでLかXLで迷ったのですが、実際に触ってみたところXLがしっくりきたのでXLを選択しました。

なおEX-Gは静音設計がなされているので、静かな場所でも余裕で使えちゃいます。嬉しいポイント。

EX-GにはBluetooth接続モデルと無線接続モデルが用意されており、ユーザーのニーズに合わせて選ぶことができます。

ノートパソコンでの使用を考えるとBluetoothがおすすめですが、デスクトップとノートの併用を考えると無線接続モデルの方がおすすめでしょう。

EX-Gの細かい仕様については以下の表を参考にしてください。

なおこちらはXLサイズの仕様ですので、S/M/Lサイズは全体的に数字が小さくなります。（価格は一定です）

開封・外観

購入したモデルは「５ボタン・XLサイズ・無線接続・ブラックカラー」です。

XLサイズということもあり、外箱はマウスにしては大きく感じました。

「手を置くマウス」ということもあり、十分な大きさがあります。

正直なところ「手を置くってどういうこと？」と思っていましたが、実際に触ってみると確かに「手を置く」感覚が理解できました。

マウスを握るというよりも「マウスに手を添える」ようなイメージです。ここが疲れにくくする仕組みです。

外観を見てみると分かるとおりですが、手のひらの真ん中が当たるマウス中央部が盛り上がった形状をしています。

これにより指や手首が添えられるような持ち方をすることができます。

マウスホイールは簡単な作りでゴムのような触り心地です。

コリコリと回すことができて、動かしにくいとは感じません。

サイドボタンが親指で押せるように配置されています。

他のマウスと比較してサイドボタンが非常に大きいので、押し間違えることが無さそうです。

マウスの裏側はバッテリー用の電池ボックスと、電源スイッチ・無線接続用の2.4GHzのUSBレシーバーを収納する場所が用意されています。

レシーバーを収納するところに蓋がないのでレシーバーを落としてしまいそうに見えますが、意外にも丈夫に作られていて振っても落ちません。

レシーバーは非常に小さいサイズなので、パソコンに差し込んでおくかマウスに収納しておくかしておいた方が良いです。

紛失してしまったらマウスが使えなくなってしまうので、レシーバーを単体で持ち歩くことはおすすめしません。

握り心地

EX-Gマウスのウリは「握らないマウス」なので握り心地という見出しは間違っているかもしれませんが、XLサイズの握り心地を確かめてみましょう。

一言でいうと本当に置くだけです。「手を添える」という表現の方が正しいでしょうか。

動かしてみるとよく分かるのですが、手首より上側にかかる力が少ないです。

といってもトラックボールマウスのように腕を全く動かさないワケではないので、腕への負担はあります。

でも指かかる力が特に軽減されるので、通常のマウスと比較すると違いが実感できます。

サイズ比較

XLサイズを選択しましたが、僕にはすごくフィットしました。

もちろんサイズが大きくなるほど重量も大きくなるのですが、それでも指の先までマウスの上に置くことができます。

EX-Gマウスはエレコムが販売していることもあり多くの家電量販店に実機が用意されているので、実際に触ってみるのが良いでしょう。

自分の大きさに合っていないモデルだと、かえって腕の痛みに繋がる可能性もありますので何も考えずにサイズを選ぶのはおすすめできません。

EX-Gのレビュー

EX-Gマウスを３ヶ月間使用してみると、デメリットも含めて色々な点がわかりました。

僕は飽くなき探究心からEX-Gマウスでの負担軽減を狙って購入したのですが、非常に満足しました。

しかし使用後の腕の疲労感がゼロにはなりませんでした。

10だった疲労感が5になったような印象です。それでも確かな効果が実感できましたので、EX-Gマウスの疲労軽減は本当だったのでしょう。

手に馴染む流線型のデザイン

EX-Gマウスの疲労軽減に大きな役目を果たすのが、この特徴的で流れるような本体デザインです。

まるで山脈のような盛り上がった形状は手のひらに置く上で大切です。

長い間使っていて特に気に入った点は親指周りでした。

ちょうど親指の下あたりに指一本置けるスペースがあり、マウスを動かす必要がない時はそこに親指が置けます。

この小休憩スペースを想像以上に使っていました。

このような細かい点もこのマウスを設計した人たちのこだわりが感じられます。

想像以上に押しやすいサイドボタン

EX-Gマウスの一番気に入っているのが大きなサイドボタンです。

先ほど紹介した親指スペースの一角にサイドボタンが用意されているのですが、大きく出っ張っているのため押しやすいです。

サイドボタンを多用する方ならその恩恵を受けることになりますが、僕はとてもありがたいと感じています。

ここまで大きいと指が引っかかって押してしまうのでは？と思われる方もいるでしょうが、意外にもミスは起こりませんでした。

というのも大きいがゆえに常に位置を把握しておくことができます。

位置がわかっていれば避けるだけで押し間違いを防げるのです。

マウスホイールのガタつき

ここからデメリットですが、EX-Gのマウスホイールのガタつきが気になりました。

ホイールを回した時に少しでも横向きに力が加わると、押した方向に若干歪みます。

ホイールの動作には何の影響も与えないのですが、使用する上で少し違和感を覚えます。

またゴムのようなツルツルした素材であるため、鋭利なものが当たると傷がついてしまいます。

プラスティックで作られたホイールではないので、傷が深くなって抉れていく可能性がありました。

重くて大きいので持ち運びたくはない

EX-GマウスのXLサイズの重量を計測してみると、134gでした。

正直な感想として「まぁまぁ重いな」というように思います。

平べったいマウスではないのでバッグに入れると存在感があります。あまり持ち歩きたいとは思いません。

EX-Gを持ち出して色々な場所で使うというよりは、パソコンデスクで常に使うという用途が現実的でしょう。

Sサイズであればまだ持ち運べる範囲内でありますが、XLは大きすぎました。

EX-Gがおすすめな人

ここまでのレビューを踏まえて、EX-Gマウスがおすすめの人はこんな人です。

EX-Gマウスを購入すれば、指・手・腕の疲れを取り去ることができます。

僕はしばらく使ってからこのことに気づいたので、使用し始めてすぐに効果に気がつくことはありません。

またEX-Gには４つのサイズと左手用のモデルがあり、独特の形状で握りやすく設計されています。

EX-Gマウスのよくある質問

悩む人

EX-Gマウスはゲームにも使用できますか？

EX-Gマウスはゲーム向きではありませんが、使用できないこともありません。

一般的に、ゲームで使用するマウスには以下のような特徴があると使いやすいとされています。

EX-GマウスはSサイズとMサイズが100g未満であり、使用上は問題ありません。

有線モデルも用意されていますので、ゲームで使用することができます。

しかしLサイズおよびXLサイズは100g以上で高速でマウスを動かすことには向きません。ゲームようにはゲーミングマウスを購入することをおすすめします。

S/Mサイズならゲーム用でも使えます！

たいが

EX-Gの口コミ

EX-Gマウスを実際に使用した方の口コミをまとめてみました。

【まとめ】EX-Gなら腕の負担を軽減できる

今回はエレコムのEX-Gマウスを紹介しました。

僕自身非常に気に入って使用していましたが、さらなる疲労軽減を求めてロジクールのM575トラックボールマウスに乗り換えました。

EX-Gの魅力は形状にあると思っていて、この製品が3,000円台後半で入手できるのもすごく良い点です。

費用対効果は素晴らしいマウスなので、ぜひみなさんも体験してみてください。